
ウェディングフォト撮影を手がけて12年となります。
色々な形の結婚式を撮影してきましたが、
最近増えてきたのは二人だけでの結婚式を行い、それを写真におさめて欲しいという形。
いわゆるフォトウェディングですが、チャペルで撮影するのではなく、
セレモニーは公園や自宅の前で行い、それから景色の綺麗な庭園などへくりだします。
ご紹介するのは少し前、座間にお住まいのご夫婦から頂いた撮影のご依頼。
新郎さんはメカニックとして米軍にお勤めの方。
沢山の人達を招待してのパーティやセレモニーを行うつもりは元々なかったので、
日本らしく二人で着物をきて、紅葉の綺麗な三渓園で和装の写真を残そうというお問い合わせでした。
まずは座間の基地に訪れて、お二人の着付けを行います。
米軍基地に入るのはこの時が初めて。
日本だけど入るのにパスポートがいるんです。ちょっと不思議な感覚。
二人が住んでいる家は全てアメリカ仕様。
家具や食器洗濯機、部屋の間取りとかも日本からするとジャンボサイズで、
カリフォルニアに長年住んでいた私としては、ちょっと懐かしい香りがしました。


お支度が終わった二人はご自宅前の芝生に出てきて、結婚式のセレモニーを。
昨晩用意していたというお互いに向けた誓いの言葉を読み合いました。
そして指輪交換。
二人新しい旅立ちの時を、私とacco、そして makky のbozphoto & styles の三人で
結婚の証人として立ち会いました♪

その後、車でドライブすること40分。
紅葉真っ盛りの三渓園に向かいました。
東京や神奈川には日本庭園がいくつかありますが、
多分三渓園は首都圏でも一番広大な敷地を構える場所。
紅葉風景も一番美しいです。
私達も一時期は桜シーズンや8月、紅葉シーズンと年間10回ほどは訪れていました。
ただ、ここ数年はフォトウェディングのカップルが多すぎる事が問題になったようで、
一時間につき数組しか撮影許可を受け付けない方針にかわりました。
そのおかげで、一時期は撮影中に6組は花嫁とかち合うという、
ここは週末の明治記念館ですか?という具合だったところから落ち着きましたが、
その分人気シーズンの撮影枠を取るのは、嵐のコンサートチケットを購入するくらい大変になりました。

こちらでは撮影希望日の半年前から撮影許可申請を受け付けているのですが、
11月末の撮影許可申請のため、5月はじめ、8日にお電話したら、
紅葉シーズンの11月~12月中旬までは全て、スケジュールが埋まってしまったとのこと。
かなりショーック! 結婚式並みに早めの予約が必要です。
ということで、もし桜シーズンでの写真を残されたい場合、
10月には申請をしておいたほうが良いです。
三渓園でのロケーションフォト、フォトウェディングなどをお考えの方、
お早めにお問い合わせ下さいね!