巫女さんバージョンのリカちゃん人形が貰える神社
七五三や結婚式、お宮参りと東京で一番人気な神社はやっぱり明治神宮さん。
最近はそれに続いて撮影のご依頼が増えてきているのが、赤坂日枝神社さんです。
都心のど真ん中という良い立地、商売繁盛や仕事運にまつわる神様として知られているので、東京でお仕事をされている方にとっては是非訪れたい場所。
でも、七五三などで訪れる当のお子さんにとって一番の目的は、ご祈願をすると貰える記念品かもしれません。
男の子はウルトラマンと普通な感じですが、女の子は巫女さんの衣装を着たリカちゃん人形。 なんと、赤坂日枝神社だけの限定品の超レアアイテム。
実際、お子さんがこのリカちゃんが欲しくて、世田谷か大田区にお住まいの方でも、はるばる赤坂日枝神社さんに行く事になったというお話、毎年聞きます。
日枝神社で撮影するのであれば、早朝か夕方がオススメ
電車でも行きやすいし、都心の中心部にあるのでアクセスも抜群。 駐車場も完備しているので、車の方にも便利。 ですから、七五三シーズンでは大人気で、とても混み合います。
10月~11月の週末はどの日でも比較的参拝者が多く、中央の広場には少なくとも10~15組は七五三のご家族がいて、皆さんがカメラマンを連れてきているので、ものすごい場所の取り合い状態になっています。
平日であれば混雑を避ける事が出来ますが、お仕事や学校のご都合で週末でないと難しいご家族も多いでしょう。
そんな皆さんにお勧めなのは、朝であれば10時より前、もしくは15時以降です。
10時頃に神社にたどり着くと、境内は静かな感じ。
お参りに来ているのが私達だけだったので、ゆっくりとご家族での記念写真を残す事が出来ました。
だいたい、11頃から午前中の参拝者さん達が集まり始めて、11時半頃にはピークを迎えます。
逆に夕方であれば、14時か、15時からがオススメ。午前中の参拝者さん達は、大体13時頃にはご帰宅されますので。
赤坂日枝神社さんは午後4時までと比較的遅めの時間までご祈願を受けつけています。
朝10時に神社に到着だと、何時にお支度開始?
さて、10時に神社にたどり着きたい場合、何時頃からお支度を開始したほうが良いでしょうか?
お住まいの場所や、お支度の種類などによってかわりますが、目安は朝7時~7時半頃です。
ご自宅へ出張してのお支度
bozphoto & styles ではご自宅へ出張してのお支度のお手伝いや、その撮影も手がけています。
この日は
・ママの着付けとヘアメイク
・3歳女の子の着付けとヘアメイク
のご依頼をいただいていたので、お支度時間を2時間とさせて頂きました。
スムーズに行けば 1時間半ほどでお支度は仕上がりますが、何が起こるか分からないのが七五三。少し余裕をもってスケジュールを組ませていただいてます。
お子さんの説得からお支度はスタート
こちらのご家族のお住まいは品川区。
赤坂日枝神社さんから少し距離があったので、7時にご自宅にお伺いしました。
まずはママの着付けとヘアメイクからお支度はスタート。
娘ちゃんは早い時は6時半には起床しているらしいですが、この日は7時半になってもベッドから出たくなかったみたい。
パパと一緒にお部屋にお邪魔して、パジャマを着替えてもらう所から説得を開始しました。
今考えると、七五三お支度の最初の15分くらいは、こんな風な説得交渉だったり、ひたすらオモチャを紹介してもらう儀式に参加する、って事が多いですね♪
パジャマから着物に着替えてくれるまでの交渉で10分。
そこから次は、メイクをさせてくれるまでもう10分。
お化粧するのは楽しいのだけど、いつもと違うのがイヤ。
もしくは、私が主役のハズだったのに、先にママだけ抜け駆けして綺麗になっているのがイヤだ。
まあ、理由は色々とあるのでしょうけど、正解は中々分からないもの。
探りながら、準備のお手伝いをさせていただいてます。
ご機嫌よくしてもらうのに、色々な方法があって…
We love trouble.
はい。 トラブルは慣れております。
この道15年ですから、毎年色々と体験して、鍛えられておりますw
お子さんの気分が乗らない時の為に、色々と引き出しはありますよ。
この日の娘ちゃんはママとくっ付いていないと安心しないという事だったので、ママの膝の上で着付けをさせていただきました。
スマホでアンパンマンを流しながらとか、お菓子を食べて貰いながらメイクとか、色々あります。
でも、スナックをあげる時はちょっとだけ注意を。
余り甘い物はオススメしません。チョコとか、ラムネとか。
シュガーハイになってちょっとの間だけは気分が高まりますが、落ちるのも早い。 そうなると、ずっと与え続けないといけない事に。
お魚スナックとか、お煎餅とか、スイートじゃない物が良いです♪
さて、無事にご自宅を出発して、神社での撮影をスタート、と思っていたら…
なーんと、行きの車の中で着物を全部脱いじゃったそうです。
移動時間が30分ちょっとありましたからね。少し車酔いもあったのかも。
着た後に全部脱ぐっての、毎シーズン1-2ケースはありますw
ご自宅でお会いした時から人見知りもなく、すっごくハイテンションな元気なお子さんもいますが、そんな子で気をつけたほうが良いのが、エネルギー配分。 先にパワーを使い過ぎて、神社にたどり着いた頃にはガス欠になり、撮影の後半はほとんどご機嫌ナナメって事あります。
逆に、バリバリの一目惚れのお子さんの場合、ゆっくりとエンジンを暖めていくと、回転数があがってくると持久力は高いほうだったり。
10分で「もう疲れた」とギブアップするお子さんも多い草履も、最後までずっと履いてくれていました。
ちょっとひといきのワンシーン。
疲れたのかなと思って聞いてみたら、
「座っている所も写真に撮って!」
とのリクエストでした。
慣れたら、ちゃっかりちゃんになりましたw
境内の七五三開運基盤で記念写真
日枝神社さんでは秋の七五三シーズンだけ登場する碁盤。
その名も「七五三開運基盤」
これは、「基盤の儀」という儀式の為に置かれたとの事。
どういう事かと言うと、碁盤から勢いよく飛び降りる事で、心身共に立派な大人に成長して、自立するように願い、また囲碁にあやかって、勝負の運を自分で切り開く願いを込める、という儀式だそう(日枝神社さんの公式ブログから)
七五三シーズンには三台が境内に用意されています。
あ、本来の意味合い通りに飛び降りると流石に危ないので、私達としては、上に乗っての記念写真だけ撮ってます。
この基盤、大人気の撮影スポットなのですが、朝10時に神社に来たので、撮影し放題でした♪
日枝神社で七五三のご祈願中は…
赤坂日枝神社さんではご祈願中の間、神殿内での撮影は禁止となっています。
親族控え室でご家族をお送りしたら、20分ほどはしばしお別れ。
その間にカメラマンは、境内の門だったり、本殿の全体像だったり、神社の写真を色々と撮影しておきます。後日アルバムを作らせて頂く際の、風景写真として使用します。
モチロン、ご家族にとって、あとから「こんな神社だったよね」って思い出してもらう役割もあります♪
赤坂日枝神社さんでの撮影は、ご祈願をされる方のみ可能
時々、
「ご祈願は別日に行うので、撮影だけ境内でして欲しい」
そんなご依頼を頂く事があります。
そのような形での撮影は全て、お断りさせて頂いています。
神社は多くの人に開かれた場所ですが、神様へお参りやお祈りをする神聖な場所。
撮影スポットではありません。
ご祈願を行う方へは、記念にということで特別に撮影を許可を頂いています。
境内での撮影の際は、神社ごとのルールとマナーを厳守して、他の参拝者さんの迷惑にならないように配慮しながら、撮影をさせて頂いています。
和傘での七五三記念写真
七五三の記念写真として、カメラマンによっては色々なアイテムを用意される方もいらっしゃいます。例えば、
・和傘
・プラスチックの刀
・シャボン玉
・紙風船
・手まり
・おはじき
・風車
・紙吹雪
・ブーケ
等など
bozphoto & styles では基本的には、和傘しか用意はしていません。
プラスチックの刀も昔は使っていましたが、神社が混み合う事が多くなったので、他の参拝者さんに迷惑をかけてしまう可能性が高いと感じたからです。
紙風船は… これもけっこうな勢いで遊び始めるので、使う場所を考えます。
シャボン玉は論外ですね。
ほとんどの神社さんでは、公式ウェブサイトでも「使用禁止!」って記載されています。
そして等の七五三の主役ですが…
和傘を喜んでくれる子が8割くらいですが、時々、全く興味を示してくれない子もいますw
今回の娘ちゃんも、喜んでくれたのは最初の10秒だけでした。
和傘を使って頂くタイミング
ママが「カワイイんだから!」って説得して、ようやく和傘を持ってくれました。
そうそう、和傘は持ち歩いて撮影にお伺いしてますが、基本的にはカバンの中、皆さんの見えない所に隠しています。 だって、サプライズで登場したほうが喜んでくれますよね。
撮影スタートして30分くらい経って、ちょっと疲れてきたかなあってタイミングで登場します。
タイミングや、使う場所は、神社によってや、当日の流れによって判断しています。その辺はお任せ下さいね。
ご祖父母との記念写真
遠方にお住まいのご祖父母や他のご親戚もお祝いに駆けつけてくれる七五三の日。
早くお孫さんに会いたいから、約束の時間よりも早めに神社に来られる方も多いです。
でも、可能であればご家族が境内に到着してから、20分遅れくらいで来ていただく流れでお伝えする事が多いです。
神社に到着したら、まずはお子さんのソロショット、そしてご家族だけでの写真を撮り、それからご祖父母と合流、という流れです。
その方が、ご祖父母の皆さんには、長い時間お待ち頂く事がないので。
後から、ゆっくりとお孫さんと戯れて頂く時間も作っています♪
赤坂日枝神社について
最後に、神社について少しご紹介させていただきます。
■赤坂日枝神社
【住所】東京都千代田区永田町2丁目10−5
【アクセス】
千代田線 赤坂駅 3分
南北線・銀座線 溜池山王駅 3分
千代田線 国会議事堂前駅 5分
銀座線・丸の内線 赤坂見附駅 8分
首都高速霞ヶ関インターより5分
【駐車場】境内にあり
【ご祈願】午前9時~午後4時
【ご祈願の受付】当日の受付に並んだ方の順
【ご祈願中の撮影】不可
詳しくは公式ホームページもご覧下さい
お車でお越し頂く際
車の駐車スペースは坂の上、本殿の壁の周りに20台分くらいあります。
こちらが満車になった場合は、坂下の第一駐車場をご利用いただきます。
10月~11月の週末はほぼ、坂下の駐車場しか空いていません。
ちなみに、参拝者は駐車料金は無料ですが、カメラマンは有料となっていますので、撮影中の駐車料金は別途にご負担をお願いしております。ご了承ください。
bozphoto & styles の七五三撮影
お子さんの成長を祝う七五三。ちょっと緊張気味なお子さん、温かく見守るご両親。遠くから駆けつけてくれたご祖父母達。その日の沢山の瞬間を自然な形で写真に残す事。それが私達の七五三撮影です。10年後、20年後その写真はきっと大切な宝物になると思います♪
七五三撮影プランは...
雨天などの延期は当日の朝まで無料
撮影した250枚〜写真データ納品
データは何度でもパソコンかスマホからダウンロード可能
枚数やポーズ数の制限なし
ご自宅でのお支度も承ります。
アルバムや写真パネルをご注文頂く際の割引きポイント付き
七五三撮影についての詳細は、ホームページも是非チェックをお願いします!
bozphoto & styles はカメラマンの Tsutomu と、ヘアメイク/着付け師/etc を手がける妻のmakky、そしてシュナウザーの三人で運営している小さな写真事務所です。 吉祥寺を拠点に全国各地へ家族写真や結婚式の出張撮影を手がけています。
写真の基礎はアメリカ時代に培ってきた報道写真から。ドキュメンタリーな写真を得意としています。
詳しくはプロフィールページもチェックしてくださいね。
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