こんにちは。
bozphoto & style のTsutomu です。
私達は東京・吉祥寺を拠点に全国各地へ七五三やお宮参り、そしてウェディングフォトの撮影を手がけている、出張メインの小さな写真事務所です。
今回は目黒区にひっそりと佇む、碑文谷八幡宮さんでのお宮参り撮影からの写真をご紹介させていただきます。
■碑文谷八幡宮(ひもんやはちまんぐう)
【住所】東京都目黒区碑文谷3-7-3
【電話番号】03-3717-6412
【アクセス】
JR「目黒駅」より、東急バス大岡山小学校行き20分の「碑文谷八幡前」
東急東横線「学芸大学駅」 徒歩15分
【駐車場】境内入り口に6台分くらいあり
【参拝受付時間】10時〜14時ごろ(日取りに変更)
【ご祈願の受付】電話で事前予約 or 日取りによっては当日受付
【ご祈願中の撮影】不可
【公式ホームページ】なし
碑文谷八幡宮ってどんなところ?
「碑文谷」(ひもんや)って読み方もちょっと分かりにくい、不思議な地名ですよね。
元々の由来は碑文石という、歴史的な出来事の記録を目的として、文章や文字が彫り込まれた石碑から。
有名な観光地などにいくと、その場所の由来について大きな石に説明が彫ってあったりしますよね。
関東で一番古いとされている碑文石が見つかったのがこの場所。 なぜか古代インド語であるサンスクリット語が彫られているので、神聖な物として拝められていたそうです。
桜や紅葉の名所としても有名な場所
創建されたのは鎌倉時代と、古くからの歴史を持つ格式高い神社さんです。
社殿は明治5年に建てられた物を、一部改修されつつ今でも残っています。 都内の多くの神社は関東大震災や東京大空襲ではけ落ちてしまったので、100年以上の社殿が残っている神社というのは、実はとっても貴重だったりします。
碑文谷は目黒区の中でも高級住宅地とされていて、閑静な住宅街の中に木々生い茂る森のように静かな空間の中に神社はあります。
桜の名所としても知られていて、参道は美しい桜のトンネルとなっていました。
ただ、そのソメイヨシノは生育があまり良く無い事が理由で一本を残して切られてしまい、代わりに小型のコシノヒガンという、別のタイプの桜の木が植えられました。
でも、秋はとってもオススメ。
境内の木々がガッツリと紅葉となり、事前には黄色や赤い落ち葉の絨毯で敷き詰められます。
七五三詣りで訪れる場合は、お子さん達はこの場所を見るだけで興奮すること間違い無しです。
名古屋からやってきた犬張子さん
さて、今回撮影で訪れたのは10月の中旬。
紅葉にはまだ早かったですが、緑が綺麗。
そしてようやく10月初めまで猛威を振るっていた蚊達もいなくなった頃で、とっても清々しい時期ではありました。
お宮参りの為、ママのご両親は名古屋から来てくれました。
産着の後ろに取り付けているのは、ご両親が地元から持ってきてくれた「犬張子」という、犬の形をした紙製の置物。
犬は丈夫で健やかに育つことから「健康にすくすく育ってほしい」という願いが込められています。
犬張子は東京のお宮参りでも見かけますが、この名古屋バージョンは目が可愛らしいし、色味も素敵でした。
お会いする前にたっぷりとミルクを飲んでお腹いっぱい、良い笑顔を見せてくれた今回の赤ちゃん。女の子です♪
神社境内の入り口である、三の鳥居の前で記念写真。
ここから本格的に森なエリアとなります。
碑文谷エリアは明治時代はまだ農地が広がっていた場所。 高品質なタケノコが採れる場所として有名だったそうです。 関東大震災が起こった時、震災の被害を免れたこの土地に都心から人が移り住んできて、いまのような高級住宅地となったそうです。
神社境内の中だけは、昔ながらの碑文谷らしさが残っているのかもしれません♪
手水で清めて、その横にベンチがあったので底にお二人で座って頂き、ノンビリしている雰囲気の写真をちょっと撮っていたら、小さなアクシデントが...
なーんと、大きな音と共にウンチを大放出。
オムツを着けていたから安心かと思いきや、大量過ぎて赤ちゃんのベビードレスにも染み付くくらい、漏れちゃいました。
大慌てで赤ちゃんのお色直し。
お着替えバージョンとしてママが2着目を用意していたのが助かりました。
はーい。 娘もスッキリ、キレイになりましたよ、とパパからカメラにご報告w
皆さん気を取り直して、お宮参り撮影の再開です。
森のエリアにある参道を進むと、石段の上に社殿があります。
玉垣と緑の木々に囲まれていて、ここから更に空気が引き締まる感じがします。
この神社での記念写真を残すのであれば、やっぱりこの石段ですね。
普通に並んでみたり、ご家族でママを取り囲んでみたり、色々なバージョンで楽しんでみました。
写真を見て分かる通り、境内は広々と何もない空間が広がっていますが、11月中旬にもなると、ここが色とりどりの落ち葉の絨毯でちょっと華やかになります。
そして、9月中旬の週末に開催される秋季例大祭の時だけは、境内がとってもとても、賑わいます。
目黒区の中でも一番の賑わいを見せる場所となり、露天も40−50個は並びます。
父側のお祖父様はカメラマン! ではなく、長年レンズメーカーに勤めていた方。 写真が大好きで、そのまま好きがお仕事になった方です。
この日も二台もカメラを持ってきて、プロカメラマンばりにママと赤ちゃんを沢山撮ってあげていました。
体験型のお宮参り撮影
bozphoto & styles のお宮参り撮影では、ママだけでなく、参列して頂いたご家族皆さんにも沢山、参加していただきます。その一つが産着体験。
両家のお祖母様はもちろん、パパにも、もしOKを頂けたら、お祖父様にも産着をトライしてもらったり。
そういえば今回用意頂いた産着は、実はママが3歳の七五三の際に着ていた着物だったそうです。
それをお祖母様がずっと残してくれていて、今回のお宮参りで産着として、再登場してくれました。
お祖父様達にも赤ちゃんを抱っこして頂きました。
まさか自分達がこの日、赤ちゃんを抱っこさせてくれるとは思わなかったみたいで、実は嬉しそうだったお二人です。
パパが産着姿になるお宮参りも最近は増えました
撮影の後半はパパに産着を付けて貰いました。
最近はね、最後の30分位はパパが産着姿となるお宮参りも多いです。
ご出産からたった31日。
ママの体もまだそれほど回復していないので、少しでも体を休めてあげたいという計らいですね。
パパの産着姿のまま、ご祈願に入られる流れもけっこうあります。
ご祈願を終えた後、少しだけ太陽が顔を出してくれました。 この日は朝から雨予報だったのに、お天気は急展開。 木々の間から木漏れ日のように差し込む光って、キレイですよね。
絵になる倉があったので、思わずその場所を背景にもドラマチックな感じの写真を撮ってみました。
碑文谷八幡宮でのご祈願のスケジュールなどについて
碑文谷八幡宮さんには公式ホームページが無い為、最新の情報についてはお電話にてご確認頂く必用があります。
神社には常時神主さんが在住しているわけでは無い為、七五三やお宮参りのご祈願をご希望される場合は、事前での予約が必要となります。
ご祈願を受けつけているのは 10時から15時の時間帯。 ただ、日程によって事案が変更なる事もあるとのことですので、まずはお手数ですが、社務所のほうにお電話してみてください。
碑文谷八幡宮のお電話: 03-3717-6412
お宮参り撮影のプランについて
最後に、私達のお宮参り撮影プランについてご紹介させていただきます。
神社だけでの撮影か、ご自宅やお食い初めでの撮影もご希望かによって、二つのプランをご用意しております。
38,000円 ショートプラン
一カ所、約1時間の撮影
境内のみでご家族での記念の写真を残されたい方へのプランです。
約150枚位の撮影データのお渡しとなります。
50,000円 ロングプラン
二カ所、約2時間の撮影
少しご自宅での様子や、ご祈願後の公園、庭園、ご家族でのお食事会など、二カ所での写真をゆっくりと残されたい方への撮影プラン。
約200枚位の撮影データのお渡しとなります。
雨天などの延期は前日まで無料
写真観覧用のWebギャラリー
産着レンタルもあります
ご自宅でのお支度も承ります。
アルバムや写真パネルをご注文頂く際の割引きポイント付き
東京都内であれば交通費無料!
お宮参り撮影についての詳細は、ホームページも是非チェックをお願いします!
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