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井草八幡宮の七五三撮影体験記!参道や境内の魅力をたっぷりお届け


井草八幡宮での七五三詣り

全国各地へ出張の撮影をさせていただいている私達 bozphoto & styles。

七五三撮影でも東京近郊だけでなく、成田や静岡の神社さんなど、遠方にお住まいのご家族からご依頼を頂くことも多いです。

去年も色々な神社さんでの七五三詣りを撮影させていただきました。


その中でも一番訪れる頻度が高いのは、やはり私達の拠点、吉祥寺から比較的近くにある井草八幡宮さんです。


井草八幡宮さんは杉並区の、西武線と中央線のちょうど間にある、静かな住宅地に鎮座している神社さん。 地元にお住まいのご家族だけでなく、少し離れた板橋区や新宿区のほうから訪れるご家族もいらっしゃいます。


この神社の一番の魅力は、なんといっても広々とした境内。 参拝者にオープンなエリアは参道と、本殿前の一部の広場だけなのでそれほど広さを感じないかもしれませんが...


都内では


一位 明治神宮

二位 靖国神社

三位 大宮八幡宮

四位 井草八幡宮

五位 日枝神社


と、東京都内の中でも第四位の広さがあります!




井草八幡宮の特徴と言えば、森に囲まれた長い参道

大鳥居で記念写真 井草八幡宮での七五三詣り

今までもいくつか井草八幡宮についてのブログ記事は書かせて頂いてますが、今回メインでお話するのは参道について。


神社には境内にはいる三つの入り口があります。


1.北口 

  井草八幡宮の交差点にある


2.西口 

  北口から大通りを多少南下。サミットストアを通り過ぎたあたり


3.南口

北口から神社の壁沿いに左折して、更に次の交差点で左折、半周した先の住宅地の中にある


西口には駐車場が無いので、ほぼ利用する人はいません。 


長くて特徴的な参道で写真を撮りたい方は、北口から入るのがベストです。





北口の駐車場は週末しか空いてません

大鳥居で記念写真 井草八幡宮での七五三詣り


井草八幡宮で七五三やお宮参り撮影のご依頼を頂いた場合、皆さんには北口の大きな鳥居で撮るか、ちょっと楽して南口から入るか、聞いています。


だいたい、駐車場が空いている場合は、9割の人は北口と答えられます。 やっぱりこの大きな鳥居が、井草八幡宮らしさがありますからね。


秋シーズンのお昼頃、ちょうど鳥居から太陽がさしこんでくるので、記念写真を撮るカメラマン泣かせだったりしますw



歩く距離を短くして、てっとり早く本殿にたどり着きたい方は、南口のほうからお入りください。 歩行距離が半分で済みます。 足の不自由なご祖父母の皆さんにも、そちらのルートをオススメしています。 砂利道は中々、歩くのが大変ですからね。



ただ、この参道から入れるのは週末のみ。 平日は北口にある駐車場が封鎖されていて、利用する事が出来ません。 


厳密に言えば、鳥居は空いている訳ですから入ることは出来るのですが、南駐車場まで歩く必用があります。 もしくは...


1. 神社までタクシーで行く


2. お子さんとママだけ降ろしてもらい、パパは南口の駐車場に停めてくる


という手もあります。 2の場合、パパはとっても長い距離を歩くので大変ですが...





井草八幡宮の大鳥居で記念写真


井草八幡宮のに到着したら、まずは入り口の大鳥居で記念写真からスタートです。

(こちらでは違うご家族の写真を使わせて頂きます)


悩ましいのは、ここでの履き物をどうするか。

かっちりとした写真になるので草履は履いておきたいけどれ、これから歩く長い距離を考えると、まだ草履は早いかなと思ったりも。


ということで、一旦ここで草履を履いて、それから靴に履き替える、って流れのご家族は多いです。 お子さんによってどのくらい頑張れるかは違うので、毎回ご相談させていただいてます。





一歩足を踏み入れるとそこは別世界、そんな感じです。急に森の中にいるかのような、豊かな緑に包まれた空間になりますからね。


参道は広く整備されているので、子供達的にはちょっと走りたい気分になるみたい。 靴に履き替えたお子さんだと、大抵はダッシュが始まりますw






鳥居を言ったんくぐるとそこは聖域。 

神様の祀られた空間ではありますが....


まだ本殿からは遠い場所なので、はしゃいだ楽しい感じの写真はここで沢山撮っちゃいます。 神様の前ではあまり大きな声を出す事もダメですからね。




境内では蚊にはご注意


井草八幡宮に参拝される場合、一点だけご注意が。

とにかく蚊が多いです。


5月末くらいからけっこう発生してきます。 例年は10月末頃には落ち着いてきますが、去年は暑さが続いたせいか、11月中旬でも蚊がいました。


私は余り刺されないのに、子供達に集中して襲ってくることも。


なので、虫除けスプレーと、かゆみ止めは数タイプ用意しておいてください。


虫除けしていても噛まれることは多いので、かゆみ止め対策のほうが重要かもです。 かゆいと、もうお子さんはずっとご機嫌ナナメになっちゃい、笑顔で参拝どころじゃなくなります。





楼門(ろうもん)での記念写真


参道をしばらく歩いて行くと、 楼門(ろうもん)という立派な構えの門が登場します。 本格的な神社への入り口という感じのゲートです。


華やかな桜門付近で記念写真をいくつか撮ったりします。



表と裏の両方で記念写真を撮ってみましたが、どちらの方が良いですか? 皆さん好みがあるかと思いますが、私個人的には二枚目の内側から。 


外側のからだと、ちょっとだけ威圧感がありますよね。 なんか吸い込まれそう。


内側だと太陽もちょうど差し込んでくれるので、暖かさもあります。 秋だとちょうどイチョウの絨毯に包まれているのも良いですよね。






井草八幡宮の南駐車場から入ると


こちらがブログの最初でお話していた、神社の南側の入り口。

平日に車で来られて参拝される場合は、ここから参道に入る流れとなります。


北口にある鳥居と比べるとかなりこじんまりしていて、ちょっと可愛らしいくらいですね。


どーんと9メートルある立派な鳥居で撮るか、こちらの可愛らしい方で撮るか。


週末でしたら断然北口の大鳥居でしょうけど、上で書きましたように駐車スペースが無い。悩ましい所ですよね。




流鏑馬(やぶさめ)も行われる長い参道


北口からの参道と違い、南口から入る参道の特徴はどーんとした一本道。直線距離は約200メートルあります。


実はここは5年に一度開催される流鏑馬神事(やぶさめ)の馬場にもなります。 お正月辺りに鎌倉や、京都の下鴨神社で開催されている、馬上から弓を飛ばすやつです。


遠くに見えるのが、神社の西側の入り口です。


秋シーズン、北口の参道付近の紅葉があまり散らばっていなくても、こちらの方は落ち葉で敷き詰められているという事が多く、近隣の幼稚園児の遊び場所としても使われています。


落ち葉の量がなんでこんなに違うのでしょうね。


北口のほうが頻繁に掃き掃除がされているから、という理由もあるかもしれません。





井草八幡宮では和傘を使う事が禁止に


七五三撮影で一番人気のアイテムと言えば、やっぱり和傘。

これがあるだけで華やかさが増しますよね。


30分くらい境内で撮影していて、お子さんが少し疲れてきた所で和傘をどーんと登場させると、またテンションが上がってくれて、キャッキャと楽しんでくれる事も多いです。


しかし、2024年にアップデートされた神社ホームページ内、「境内での撮影について」の注意書きに


「レフ板や小道具等、カメラ以外の道具を用いた撮影はしないでください。」


との記載が載りました。


要するに、和傘も道具の一つなので、実質撮影禁止となります。


3歳の時に和傘での写真も撮ったし、7歳でも同じ写真を撮るのが楽しみにされているご家族もいらっしゃると思います。 私としてもとても残念な事。


境内で撮影するカメラマンの間でトラブルがあったので、全面禁止になってしまったのかもしれません。


でも、和傘くらいであれば、場所をわきまえて使いたいですよね。

現在、神社の方とは交渉はしています。





手水舎にて


さて、話は神社の案内に戻ります。


桜門をくぐると、すぐに見えるのが手水舎。

コロナ禍から杓子は廃止となり、流水で直接手を清められる形となりました。


手を近づけると水が流れ始めるセンサー式。

ちょっと楽しくて、子供達はついつい、何度も洗いたくなっちゃいます。



本殿前の広場にて


井草八幡宮で一番広い空間を誇っているのが、本殿前の広場です。


神社全体が東京ドームのグランくらいの広さがあると言われていて、本殿前の広場はそのうちのダイヤモンドくらいはあるかなと思います。




光がとても綺麗に入りこむ空間


井草八幡宮でもこの広場が好きなのは、光がとても綺麗に入りこむ事です。


多くの神社さんは森に囲まれている事が多いので、夕陽などの時間帯になると木々に太陽が遮られますが、ここは森の中にありながら、広がりのある場所。 背景には歴史を感じさせてくれる建物が沢山。記念写真にはぴったりだったりします。





境内前のドングリゾーン

ドングリが沢山あるスポット 井草八幡宮での七五三詣り

子供達はみんな大好きドングリ集め♪


井草八幡宮にもいくつかのドングリゾーンがあります。


一つは桜門の外側の辺り。

もう一つは桜門をくぐり、手水の先、絵馬をかける場所の辺り

最後に、本殿前右側もちょっとしたゾーンが広がっています。



ついついここに足を踏み入れると、ドングリ拾いの長ーい時間が始まっちゃうので、まだよした方が良いかなって思う場合は、このエリアには近づかせないようにしていますw



本殿周りの回廊


神社で記念写真を撮る際、私が好きなのはやっぱりここ、回廊です。


回廊の屋根や柱が作り出す影と、そこから差し込む光が美しいコントラストを生みだしてくれます。 そして、直線的な構造や、柱のLINEを生かして、面白い写真が撮れたり。


なんといっても、木造建築と周辺の自然との調和が、和の綺麗な感じの写真を造りあげてくれますよね。


七五三主役のポートレートだったり、ママとのツーショットはここで撮らせて頂くことが多いです。

ただ、一般の参拝者さんがご祈願を受ける際の通路ともなりますので、タイミングを見計らっての撮影にはなります。



井草八幡宮の本殿での撮影は...


井草八幡宮さんでは七五三撮影の際、いくつかの禁止事項があります。


その一つは、ご祈願中の撮影。 ご家族が靴を脱いで、建物に入った瞬間から撮影はストップしなければいけません。 これはプロカメラマンだけでなく、ご家族も一緒。 


本殿に入る際、ご家族は壁沿いの外廊下をジグザグに歩いて行くのですが、そこにカメラを向けることは出来ません。


以前は手を振ってもらった写真を撮る、なんて光景もよく見かけたのですが、お子さんが落ちそうになったりのトラブルがあったのでしょうか、カメラを向けることも出来ないようになりました。


ご親戚としてご参加頂く際、ご注意くださいね。




井草八幡宮でのご祈願の受付時間

神様へのご挨拶 井草八幡宮での七五三詣り

井草八幡宮でご祈願を受けつけている時間は毎日バラバラ。


10月〜11月末までの七五三シーズンであれば、毎日ほぼ、9時から16時までご祈願を受けつけていますが、それ以外のオフシーズンは気をつけましょう。


週末でも13時過ぎまでしか受けつけていない日、

平日だけど16時まで受付けしている日

12時には受付終了しちゃう日、


などなど毎日のようにスケジュールは変わります。


そして困るのは、スケジュールは向こう二週間後までしか発表されません。


個人的には夕暮れのほうが井草八幡宮は光も綺麗でオススメなのですが、3月〜5月のオフシーズンでの夕方の参拝はちょっとリスク高め。


午前中でお詣りされた方が安全かもしれません。



井草八幡宮では千歳飴は貰えません


七五三詣りの後、記念品として神主さんから頂ける記念品の定番として、千歳飴があります。


しかし、井草八幡宮では千歳飴は記念品としては用意されていません。 千歳飴を持っての記念写真は七五三ならではですよね。


ご希望の場合はいくつかの方法があります。


1.社務所で購入する

  

ご祈願のお申し込みをされる際、ご祈願の初穂料とは別で購入することが出来ます。 ただし、秋の七五三シーズン以外は販売してないことも。


2.屋台で購入する


10月〜11月の七五三シーズン中は、境内に屋台が出る事があります(主に週末)。そこで千歳飴を購入出来ます。ただし、社務所で購入するよりも割高なお値段です...



3. ネットや近所の不二家さんで事前に購入する


1で記載したように、秋シーズン以外は社務所でも販売されていないことも多いです。 ですので、春シーズンなどで千歳飴が欲しいなった場合は、事前に楽天などで買うのがベストかもです。



4.bozphoto & styles で購入


まだいつになるか分かりませんが、私達のオリジナル千歳飴の袋を製作中です。 デザインも独自な物にします。 決定した際には別途、お知らせいたしますね!





ご祈願前の休憩タイム 井草八幡宮での七五三詣り

ご祈願が始まるまでの間、電池切れでぐったりモードに入っちゃった妹ちゃん。 本殿前に休憩用のベンチが沢山用意してあった良かったです♪





ママとのツーショット 井草八幡宮での七五三詣り

妹ちゃんがぐったり中、元気なお姉ちゃんとママの二人で可愛いショットを撮りまくる、ちょっとしたボーナスタイム。 仕上がった写真を見て妹的には「一人だけずるい!」って言う姿が想像出来ますw






七五三も最後のほうにさしかかりましたが、ここでちょっとした緊急事態。 妹ちゃんの着物、走り回りすぎて、落ちまくりです...


こんな時の為に、というかこうなる前に応急処置的な対策も勉強しておりますが、この日は神殿にはいってご祈願から戻って来たらこの状態だったので、対処しようがない... 神殿内で中々暴れたなw





井草八幡宮の入り口でポージング 3歳の七五三詣り

半分恥ずかしい格好となりましたが、本人はいたって満足げな様子。


最後、大通りでタクシーに乗る瞬間まで、沢山のポーズを披露してくれました。


初めての着物体験、お疲れ様!


また7歳の時にお会いするの、楽しみです!




 


七五三撮影について

bozphoto & styles の七五三撮影


お子さんの成長を祝う七五三。ちょっと緊張気味なお子さん、温かく見守るご両親。遠くから駆けつけてくれたご祖父母達。その日の沢山の瞬間を自然な形で写真に残す事。それが私達の七五三撮影です。10年後、20年後その写真はきっと大切な宝物になると思います♪


七五三撮影プランは...


  • 雨天などの延期は当日の朝まで無料

  • 撮影した250枚〜写真データ納品

  • データは何度でもパソコンかスマホからダウンロード可能

  • 枚数やポーズ数の制限なし

  • ご自宅でのお支度も承ります。

  • アルバムや写真パネルをご注文頂く際の割引きポイント付き


七五三撮影についての詳細は、ホームページも是非チェックをお願いします!







bozphoto and styles について

bozphoto & styles はカメラマンの Tsutomu と、ヘアメイク/着付け師/etc を手がける妻のmakky、そしてシュナウザーの三人で運営している小さな写真事務所です。 吉祥寺を拠点に全国各地へ家族写真や結婚式の出張撮影を手がけています。


写真の基礎はアメリカ時代に培ってきた報道写真から。ドキュメンタリーな写真を得意としています。


詳しくはプロフィールページもチェックしてくださいね。





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